Report 2002



新井米雄氏(元コール・グランツ会長)の古稀を祝う

江橋幸次    2002.7.22

  「祝古稀 新井先生にカコツケて飲(や)る会」を昨日(7/21)久喜の三高会館で開催しました。ご本人は古稀などと言われてもそんな気分になれないにもかかわらず、無理矢理ご登場願い、出汁にして昔の仲間で一杯飲(や)りました。
 集まった方々はコール・グランツ(輝かしい合唱団)、ヴォーチェ・ビアンカ(白い声)にゆかりの面々。石井勝治さん(元グランツ・庄和町)による「初恋」の独唱に始まり、全員での合唱を大いに楽しみました。
 また、新井先生にはお得意の「長崎の鐘」をバックコーラス付きで披露していただきましたが、コーラスの部分は直前に元グランツ伴奏者・埋橋佳枝ちゃんに委嘱し、一晩で仕上げてもらったものです。この古い曲に新風が吹き込まれたような素晴らしいアレンジとなっていました。コーラスは、発起人の江橋幸次、青木善裕さん、加藤良一さんの三人がつとめました。
 今回残念ながら出席できなかった元グランツ・枡田文八(ふみや)さんからつぎのような手紙が届いていますので紹介します。

 

  新井先生 古稀おめでとうございます!

伊勢国 鄙の津  枡田文八(元コール・グランツ )

 万年青年の新井先生が、古稀をお迎えとは驚愕です。小生より年長者とは存じていましたが、2〜3歳上の兄貴ぐらいに思っておりました。この失礼お許しください。それだけ心身ともに若々しく、まだまだ、あちらも、こちらも現役、外部に発散する明るいオーラがいつも感じられる青年です。うらやましい限りです。
 今日7月17日、たまたまNHKの「クローズアップ現代」で、高名な90歳の現役医師、日野原重明さんの番組を放映していました。女房と「20年後の新井先生を見るようだね」とそんな話しをしていたところです。
 新井先生のことを思い出すと、あの(日本ではとくに)有名な「青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気に満ちて日に新たなる活動を続ける限り、青春は永遠にその人のものである」というサミュエル・ウルマンの詩を思い出します。私たちの今後の目標にさせていただくためにも、いつまでも「青春」を続けてください。
 江橋さんから送られた「新井先生の古稀を祝う会」のメンバーを拝見し、いかにも懐かしく、なつかしく、飛んで行きたい気持ちでいっぱいです。グランツ創生期の仲間は、遠く伊勢の地に居を移しても一緒にハーモニー作りを楽しんだ昨日の友です。
 お祝いの席に出席はできませんが、盛大な楽しい場は瞼に浮かぶように十分に想像できます。ご盛会を遠方からお祈り申し上げます。ご出席の皆様に、枡田も伊勢の地で元気に活躍していることを是非お伝えください。
 私事ながら7月14日には、わが混声合唱団「三重ヴォークス・ボーナ」の創立50周年記念定期演奏会で、能楽を主題にした創作合唱オペラ「幽玄」と題し、一幕「羽衣」、二幕「棒縛」、三幕「邯鄲」の総演奏時間2時間の公演をやりました。地方にしては1500人に近づく来場者を得た大好評の演奏会でした。
 小生恥ずかしながらバスのパートリーダーを勤めています。声楽もプロに習って、5年後のリサイタル(家族演奏会)を目指しています(ほんとかな?)。昨年4月から大学に勤務し、週5日とも多忙な日々を送っています。至って元気です。
 またどこかでお会いできることを楽しみにまた、皆さんのご健康と、ますますのご発展を心よりお祈りします。

ブラヴォー Dr.新井、   ブラヴィー グランツ&白い声!



OG Letter             埋橋佳枝 (元コール・グランツ ピアニスト)

 グランツの皆さん、お元気ですか?
 私は大変元気です。皆さん頑張っているようで、うわさは聴いております。私の最近の仕事の中心は少年少女合唱団です。

 5月6日さいたまスーパーアリーナのFIFAワールドカップを盛り上げる一貫のイベントに出演してきました。“Kid's Day”と言うことでNHKの人気子供番組『ワンパーク』がきて、あと4枠しかない埼玉の少年少女合唱団の中に縁あって出ることができました。
 それというのも昨年の秋、羽生の音楽祭で発表したのをたまたま聴いていた埼玉アリーナのFIFA実行委員の方からの推薦でした。隣の楽屋がNHKだったので同じくらいの子どもタレントを目前にしてまた刺激を受けて来ました。


 こんど7月6日大利根の合唱祭に私たちも出ます。人数は20人弱ですが今、1人1人のパワーはすごいです。指導4年目にしてようやく思うようにまわりだして来ました。モーニング娘、みたいかな。いや、私のミニチュアたちかも…。(おそろしいことだ)でも!かわいいんですよ!
 また皆さんに会えますね! 楽しみにしています。

 7月28日に幸手の北公民館で、山根さんの若いお母さん達の合唱団“梢”とジョイントコンサートをします。その時、合同合唱として私が編曲した「翼を下さい」と「島唄」を歌います。


 6月23日には、埼玉県合唱祭に参加して来ました。今回はヴォーチェ・ビアンカ+コール・グランツの皆さんとは日程が違いましたね。でも多忙に活躍されてる笠井先生とお会いする事が出来ました。撮っていただいたのが↓の写真です。

 伴奏の仕事も月一本番くらいのペースで活動しています。今の環境の中でも、自分のやりたい音楽活動の展望が少しずつ見えて来ました。軌道が掴めそうです。

2002年6月29日


 

佳枝ちゃん(元グランツ ピアニスト) カムバック

笠井さんが、埼玉県合唱祭第4日の会場(さいたま市文化センター)で佳枝さんに会いました。
幸手混声のピアノ伴奏で出演したそうです。「童謡のふる里おおとね合唱祭」にも出演するそうです。


  元気そうな赤ちゃんです。どっちに似ているんでしょうか?

 

OB Letter

三重県に帰られた元グランツ 桝田文八 氏から便りが届きました。ご紹介します。


 グランツも楽しくご発展のようでご同慶の至りです。

 当方、三重ヴォークスボーナは来月14日に創立50周年記念コンサートを開きます。新進気鋭の作曲家 伴 剛一氏に委嘱し、能楽による合唱オペラ「幽玄」三幕もので、能・狂言で有名な「羽衣」「棒縛」「邯鄲」の三部作です。
 音程、リズム、歌詞が難しい上に、完全暗譜で振りを付けなければならず、この歳には結構きつい舞台です。

 三重ヴォークスボーナのHPでもご案内していますので、一度見てください。


 枡田さんからご紹介のあった能楽による合唱オペラ 「幽玄」は、2002年7月14日(日) に三重県総合文化センターで開催されます。

 


埼玉合唱  ☆團伊玖磨作曲、混声合唱組曲「筑後川」より

@ 川の祭      
A 河  口

ヴォーチェ・ビアンカ & コール・グランツ(混声)


会場での全体合唱で歌うグランツの面々。(左から)野口、石黒、永堀、黒須の諸氏

 

 合唱祭二日目(6/16)第一部に混声で出演しました。今回は練習時間も少なかったので、最後はどうなるか心配もありましたが、とりあえず無難に歌えたようです。
 また、演奏後は有志の方々が第二部の役員として、演奏係や誘導係など最後までご協力いただきました。連盟理事長になりかわって(!?)御礼申し上げます。楽屋で宮寺理事長と話したときに、お礼を言われたのでまちがいありません。
 鎌田先生はほかにも2団体指揮されましたので、さぞやお疲れのことと思います。ひとまずはごゆっくりなさって下さい。

 さて、肝心の演奏のほうですが、出来栄えはどうだったでしょうか? 
 ステージで歌っていた感触からすると、聴衆の方にはずいぶんとアピールできたように思います。以下に講師による講評(好評! あまり悪いことを書くことは少ないですから 、有頂天にならないようご注意!)をご紹介します。

 


国弘雅也(埼玉県立芸術総合高校)

 充実した混声を聴かせていただきました。

@ 川の祭:熱気のある場面を想像させるような音楽、素晴らしいと思います。各パートの絡んでいく部分も良かったと思います。

A 河 口:指揮者のスケールの大きさと、それを歌いきった一人一人のみなさん、とても素晴らしかったです。

 第一部のフィナーレとしても相応しい演奏ありがとうございました。


印東公民(秩父第二中学校)

 一人一人が歌おうという意志を強く感じます。

@ 川の祭:久しぶりに聴きました。私も以前はよく歌っていたのですが、最近歌う機会がなかったので、みなさんが本当に気持ちよく歌っている様子を見ていると、すごくうらやましいです。私も一緒に歌いたいです(本当に)。そのくらいエネルギーと音楽性にあふれた演奏でした。

A 河 口:私は中学校の教員をしているのですが、この曲を生徒に歌わせたくてしょうがないのです。しかし、現実にはなかなか歌ってくれません。1曲目同様うらやましい限りです。子音の使い方、男声の安定感、二倍いる女声の声に負けていません。

 鎌田先生の音楽性、大感激でした!! 歌っていいですね。


早川寿子(コーラル・クローバー)

 合唱の魅力満載です。
 力強いリズムで、思わず体が動いてしまいそうです。大きなスケールで広大な情景を思い浮かべました。素晴らしかったです。

第二部のトリを務めた川越高校。歴史のある合唱団だけに素晴らしい歌声を聴かせてくれた。
今回は、7月の第52回定演で歌う C.Gounod 作曲「Messe No2」から Gloria と O salutaris hostia を演奏しました。
そういえば、なぜかこの学校の第43回定演のCDが我が家にあるんです。



BACK NUMBER


Report 2016 Report 2015 Report 2014 Report 2013 Report 2012
Report 2011 Report 2010 Report 2009 Report 2008 Report 2007
Report 2006
Report 2005 Report 2004 Report 2003

 コール・グランツTOPへ      HomePage TOPへ